昨年は『FUJI ROCK FESTIVAL』の出演バンドオーディション『ROOKIE A GO-GO』にも抜擢されるなど、一風変わったスタイルで注目を浴びている9人組「泰山に遊ぶ」が、初の全国流通アルバム『上海旅遊』を9月8日にリリースする。
レゲエやスカをベースにしたリズムと中華風な旋律をあわせもち、「東洋と西洋音楽の融合」を体現した個性的なポップスを奏でる彼ら。本作には中国の雄大な風景や、絶え間なく続く歴史を感じずにはいられないセンチメンタルで旅情溢れる5曲と、そのダブ・バージョン5曲の全10曲を収録。また、アルバムの裏テーマとして、現在開催中の「上海万博」へのオマージュがあり、各曲に上海の街並みや万博にまつわる要素が散りばめられている。
ダブ・バージョンは、バンド内でダブPAを務めるprof.watanabeのほか、宅録音楽家として豊かな才能を発揮しているまつきあゆむ、神谷千尋などのサポートも務める沖縄音楽シーン重鎮のドン久保田、あらかじめ決められた恋人たちへやworld's end girlfriendのダブPAも務めるイシモトサトシがミキサーとして参加。いずれも予想もつかない斬新なミックスが施されており、幅広いジャンルのリスナーから話題を呼びそうだ。