ジェームズ・キャメロンの終末と再生のビジョン、映画制作過程の頭脳を垣間見る

ジェームズ・キャメロンの規格外の半生に迫る書籍『ジェームズ・キャメロン 世界の終わりから未来を見つめる男』が、8月13日にフィルムアート社から刊行される。著者は多くの俳優や監督のプロフィール執筆を手がけているレベッカ・キーガン。

ジェームズ・キャメロンは、映画監督ロジャー・コーマンの門下を経て、1982年にB級ピラニア映画『殺人魚フライングキラー』で長編デビュー。その後、近未来アクションの金字塔『ターミネーター』『エイリアン2』をはじめ、海底スペクタクルSF作品『アビス』、『タイタニック』『アバター』など、数多くのヒット作でメガホンを取っている。

同書には、テクノロジーによって社会が被る恩恵と危機についてや、キャラクター形成など、終末と再生のビジョンに取り付かれたジェームズ・キャメロンのアイデア源となる秘話などを収録。制作過程にある彼の頭脳を垣間見ることで、作家ジェームズ・キャメロンの新たな一面を発見できるだろう。

『ジェームズ・キャメロン 世界の終わりから未来を見つめる男』

2010年8月13日発売
著者:レベッカ・キーガン
訳者:吉田俊太郎
価格:2,730円(税込)
発行:フィルムアート社

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