『ガール・プロブレム ―あなたの葬式でわたしが言うべきこと―』と題された一夜限りのパフォーマンスイベントが、9月16日に渋谷屋根裏で開催される。
同イベントの主催を務めるのは、2006年の結成以来演劇や映画、パフォーマンスなど多岐のジャンルに渡って活動を続けているユニット「バストリオ」。これまでも、偶然の出会いや繋がりから様々な表現者とのコラボレート作品を生み出しており、今回は映画制作のスピンオフとして、それぞれ色の異なる3つのグループによるパフォーマンスとライブが繰り広げられる。
なお、バストリオ主宰の今野裕一郎は、ドキュメンタリー作家の佐藤真、劇作家・演出家の宮沢章夫に師事しており、「1人の力では何も出来ない」という理念のもと、常に偶然の出会いや異なるジャンルとの融合を大切にしながら活動しているという。
バストリオのパフォーマンスでは、とある女の葬式に集まり「あなたの葬式で、私が言うべき事がわからない」と言って歌い踊る女性たちが出演する、生と死をテーマにした世界が繰り広げられる。
Arthure&Sabrinaは、日系ブラジル人のアルトゥール・ヴィタルと、同じく日系ブラジル人のサブリナ・ヘルマイスターによるアコースティックバンド。今年6月に1stアルバム『バラとひまわり』をリリースしており、日本人にもどこか懐かしく思えるノスタルジックなサウンドで、多くのファンを魅了している。
kaninaは、ひとつの物語をクラシカルで透き通った音と歌声で奏でるユニットバンド。ボーカルからストーリテリング、ピアノ、アニメーション制作まで幅広く活躍するyukinoと、ギター、ノイズ、シンセサイザーを担当する天野の2人で構成されており、大阪を拠点に活動している。
様々な才能の融合によって開催される今回のイベント。熱気あふれる現場に足を運び、貴重なコラボレーションを目撃してみてほしい。
『ガール・プロブレム ―あなたの葬式でわたしが言うべきこと―』
2010年9月16日(木)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:東京 渋谷屋根裏
出演:
Arthure&Sabrina(ライブ)
kanina(ライブ)
バストリオ(パフォーマンス)
料金:前売2,000円 当日2,300円(ドリンク別)
※記事公開時、タイトルに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
(画像上:バストリオ、画像中:Arthure&Sabrina、画像下:kanina)