瀬戸内海の7つの島々など舞台にした現代アートイベント『瀬戸内国際芸術祭』の会場となっていた香川・男木島で9月26日に火災が発生し、大岩オスカールの作品『大岩島』が焼失していたことがわかった。
出火元は男木島の鉄工所付近と見られており、この火災で『大岩島』が展示されていた建物を含む木造住宅4棟が全焼したほか、井村隆の作品『カラクリン』も一部が炎上したという。また、鉄工所の焼け跡から男性1名の遺体が見つかった。
『瀬戸内国際芸術祭』の総合ディレクターを務める北川フラムは、同芸術祭の公式ブログでコメントを発表しているほか、大岩オスカール自身も火災と作品についてコメントを寄せている。
火事の影響で男木島では27日の作品公開が中止されていたが、明日28日からは『大岩島』と『カラクリン』を除く全作品の公開を再開する。