核兵器の恐怖と廃絶の必要性、そして身近にある地球の危機を伝える社会派ドキュメンタリー映画『カウントダウン・トゥ・ゼロ』(原題:Countdown to Zero)が、来年から全国で公開される。
ドキュメンタリー映画『不都合な真実』のスタッフを中心に製作された同映画は、世界中で作られている核兵器が置かれている粗末な管理状況や、いつテロ行為が起きてもおかしくない恐怖の実態を、様々な人々の証言をもとに明らかにした作品。ゴルバチョフ元旧ソ連大統領やカーター元アメリカ大統領など各国の首脳陣をはじめ、国際的な専門家や元CIA工作員らが、核を保有する世界の現状についてコメント。本年度の『サンダンス映画祭』『カンヌ映画祭』などに出品され、多くの話題を呼んでいる。
テニスボールほどの大きさがあれば、マンハッタンを吹き飛ばすことが可能という恐怖の実態と、テロリストまでもが核を求めはじめた現実に目を向けることができるだろう。
『カウントダウン・トゥ・ゼロ』
2011年公開予定
監督:ルーシー・ウォーカー
プロデューサー:ローレンス・ベンダー
コメント出演:
ミハイル・ゴルバチョフ
ジミー・カーター元大統領
パルヴェーズ・ムシャラフ
トニー・ブレア
バレリー・プレイム・ウィルソン(元CIA工作員)
スコット・セーガン(スタンフォード大学政治学者)
ほか
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
※情報配信後に公開日が変更になりました