日本のイラストレーションの歴史を網羅した書籍『日本イラストレーション史』が、美術出版社から刊行された。
同書は、これまでまとめて語られることのなかった日本のイラストレーション史を、山口はるみ、湯村輝彦、日比野克彦、長岡秀星など11名のイラストレーターのインタビューと共に振り返る1冊。「日宣美」「ヘタうま」「スーパーリアル」など、イラスト史を語る上で欠かせないキーワードを交えながら、イラストレーションの新しいビジネスモデルなど、様々な視点から約60年間の時代動向を考察している。
付録「日本イラストレーション年表」が付いてくるのもうれしいポイント。イラストレーターの坂崎千春が描いた、表紙を彩るお馴染みのペンギンが目印だ。