ICCにて渋谷慶一郎+evalaによる新作サウンド・インスタレーションを展示

渋谷慶一郎とevalaによるサウンド・インスタレーション作品『for maria anechoic room version』が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で2月27日まで展示されている。

この作品は、ギャラリー、ラウンジ、図書室、ミニシアターなどICCが持つ機能を総合し、年度を通じて公開される入場無料スペース『オープン・スペース』に新たに追加されたもの。

内容は2009年に山口情報芸術センター(YCAM)で発表された『for maria installation version』の続編にあたり、音の反響を吸収する特殊な空間「無響室」で三次元立体音響を体験することができる。

音の素材となっているのは、CDの128倍の解像度を持つDSDレコーディングによって録音されたピアノソロアルバム『ATAK015 for maria』のサウンドデータ。ピアノの打鍵部分を全てカットし、残響成分のみを抽出・加工・プログラミングを行った。音の反響が殆どないため、より精密に音の操作をすることが可能となった環境で、アルバムがどう変化するのか楽しみだ。

渋谷慶一郎+evala
『for maria anechoic room version』

2010年10月5日(火)~2011年2月27日(日)
会場:東京都 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
時間:11:00~18:00
休館日:
月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
年末年始(12月27日~1月4日)
保守点検日(2月13日)
料金:無料

(画像上:無響室(参考図版)、画像中:渋谷慶一郎、画像下:evala)

関連リンク

  • HOME
  • Art,Design
  • ICCにて渋谷慶一郎+evalaによる新作サウンド・インスタレーションを展示

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて