財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」の2010年度大賞作品に、ダイソン株式会社の「エアマルチプライアー」が選出された。
これは本日11月10日に東京・六本木ミッドタウンで開催された『2010年度グッドデザイン賞表彰式』で明らかにされたもの。会場では大賞候補の15社がプレゼンテーションを行い、今年はUstreamによる生中継も実施されていた。
大賞候補には、ヤマハ株式会社の電子ドラム「DTX950K」、宇宙実験施設「『きぼう』日本実験棟」、株式会社キュービックのカプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」など15作品が名を連ねており、中でも異色のノミネートといえる人気アイドルグループ「AKB48」の動向に注目が集まっていた。
「エアマルチプライアー」は、安全な扇風機を開発したことや、重心が低いため安定している点、扇風機の革命ともいえる大胆で斬新な発想などが、審査で高く評価されていた。
(画像:エアマルチプライアー AMO1 エアマルチプライアー、 AMO2 エアマルチプライアー、 AMO3 エアマルチプライアー ダイソン株式会社)