白金に「MISA SHIN GALLERY」がオープン、第1弾はアイ・ウェイウェイ個展

東京・白金に現代アートのギャラリー「MISA SHIN GALLERY」が、オープンする。

1970年代から鉄工所として使われていた約90平方メートルのスペースを改装した同ギャラリーは、4.4mの天井高など、工場として使われていた形跡を色濃く残したスペース。アイ・ウェイウェイ(艾未未)、バク・スンウ、伊庭靖子、磯崎新、キムスジャ、ケン・ラム、東松照明、鳥光桃代など、国内外の取り扱い作家による作品を紹介する。ギャラリーオーナーは、『アートフェア東京』のディレクターを務めた辛美沙。

オープン初日の11月19日からは、現代中国を代表するクリエイター、アイ・ウェイウェイの個展『Cube Light』を開催する。同展では、アイが手掛けたシャンデリアシリーズで唯一の立方体であるとともに、最大の体積を持つ作品を紹介。MISA SHIN GALLERYの空間とフロアプランを見たアイが提案したという、スペースと一体化した空間美が広がる。

昨年夏に東京・森美術館で個展を開催し注目を集めたアイ・ウェイウェイ。今回の個展は、彼にとって日本で初となるコマーシャルギャラリーでの展示となる。

アイ・ウェイウェイ(艾未未)
『Cube Light』

2010年11月19日(金)~2011年1月29日(土)
会場:東京都 白金 MISA SHIN GALLERY
時間: 12:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日

(画像:Cube Light 2008 Glass crystal, lights and metal H 414×L 400×W 400cm Courtesy of Haus der Kunst ©Anna Flore)

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