国内外で活躍するクリエイターが次世代の新しいクリエイターを発掘・育成するプロジェクト『コ・フェスタPAO(パオ)』。その第2弾として、デザイナーの三宅一生によるトークイベント『三宅一生PAO』が12月7日に開催される。
『コ・フェスタPAO』は、10人のトップクリエイターらがプロジェクトデザイナーを務め、それぞれが「映像」に関連したトークショーやワークショップ、展示などを盛り込んだ合計10の企画を提案し行うもの。10月20日に行われた佐藤雅彦の特別講義・トークイベントを皮切りに2011年3月まで開催され、参加クリエイターには、宮本茂(ゲームプロデューサー、任天堂株式会社専務取締役)、藤村忠寿(テレビディレクター)、谷川智洋(バーチャルリアリティ研究者)、松岡正剛(編集工学者)、高橋智隆(ロボットクリエイター)、佐藤可士和らが名を連ねている。
12月7日の『三宅一生PAO』は、2つのトークセッションで構成。第1部には、これまでに映像表現を巧みに組み込んだインタラクティブな展示を展開してきた鹿野護(WOW)、田川欣哉(takram design engineering)の2人を招き、これからの映像表現のあり方について、それぞれ独自の視点でディスカッションを披露する。第2部では三宅一生と浅葉克己(アートディレクター)が、三宅のものづくりの発想から実現に至るプロセスについて、衣服やスライド、映像などを紹介しながら解説する。
現在ウェブサイトでは『三宅一生PAO』の予約を受付中。なおイベント当日は、三宅一生が展覧会ディレクターを務める『REALITY LAB ―― 再生・再創造』の入場が無料になるのでこちらもチェックしてみよう。
『コ・フェスタPAO(パオ)』
2010年10月20日(水)~2011年3月27日(日)の中で随時開催
会場:東京 六本木 東京ミッドタウン内
プロジェクトデザイナー:
佐藤雅彦(表現方法研究者)
三宅一生(デザイナー)
宮本茂(ゲームプロデューサー、任天堂株式会社専務取締役)
武部聡志(音楽プロデューサー)
藤村忠寿(テレビディレクター)
生駒芳子(ファッションジャーナリスト)
谷川智洋(バーチャルリアリティ研究者)
松岡正剛(編集工学者)
高橋智隆(ロボットクリエイター)
佐藤可士和(アートディレクター)
『三宅一生PAO』
2010年12月7日(火)
会場:東京 六本木 東京ミッドタウン内 21_21 DESIGN SIGHT「REALITY LAB―再生・再創造」展 会場内
『トークセッション1』
2010年12月7日(火)14:00~15:30
出演:
鹿野護(WOW)
田川欣哉(takram design engineering)
定員:100名(事前申込制・抽選)
料金:無料
『トークセッション2』
2010年12月7日(火)18:00~19:30
出演:
三宅一生
浅葉 克己(アートディレクター)
定員:100名(事前申込制・抽選)
料金:無料