今年7月に衝撃的な最期を遂げた鬼畜系ライター、村崎百郎の追悼本『村崎百郎の本』が発売中だ。
『鬼畜のススメ』『社会派くんがゆく!』などの著書で知られる村崎百郎は、2010年7月23日に読者を名乗る男によって自宅で刺殺された。ファンや出版関係者のみならず多くの人々に驚きを与えた。
同作では、そんな村崎の謎に満ちた半生を、学生時代の同級生である京極夏彦や、『電波系』の共著者である根本敬などの関係者の証言、本人が遺した文章などから綴る。ほかにも、宇川直宏、唐沢俊一へのインタビューや、磯部涼、さやわか、九龍ジョーによる座談会などを通して、「鬼畜」と呼ばれた男の本当の姿に迫る。