舟越桂の魅力を伝える80年代から現在までの作品、最新作含む『舟越桂 2010』展

彫刻家・舟越桂の初期から現在までの作品を紹介する『舟越桂 2010』展が、熊本市現代美術館で12月11日から開催される。

舟越は、活動開始から今に至るまで変わることなく人間の姿を彫り続けている作家。彼が彫り出す楠に彩色し、大理石の目をはめ込んだ像は、その静かな気品たたえる存在感で世界中の多くの人々を魅了している。

同展では、1980年代の肖像的な作品や1990年代の山を象徴する重厚な胴体の作品、また2000年以降に展開した裸体や動物的なスフィンクスの造形を展示。さらに2010年9月発表の最新作『もうひとりのスフィンクス』までの木彫を中心に、版画やドローイングもあわせて紹介し、魅力ある舟越の世界を伝える。

また、関連イベントとして舟越本人を招いてのアーティストトークなどもあるのでこちらもぜひチェックしてみて欲しい。


『舟越桂 2010』展

2010年12月11日(土)~ 2011年2月13日(日)
会場:熊本県 熊本市現代美術館 企画展示室I
時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)
休館日:火曜、2010年12月28日~2011年1月4日
観覧料:一般1,000円 高・大学生500円 小・中学生300円
※観覧料は、同時開催『光の絵画vol.3~祈りの風景~』展との共通料金となっています(上記の料金で二展ともご観覧いただけます)

『アーティストトーク』

2010年12月11日(土)
会場:熊本県 熊本市現代美術館 ホームギャラリー
時間:14:00~15:30
ゲスト:舟越桂
料金:無料

『ギャラリートーク』

会期中の土日曜、祝日
時間:15:00~15:30
展覧会チケットをお持ちの上、入口にお集まりください
※ただし、展覧会イベント開催日の12月11日、1月9日、16日は実施いたしません

『CAMKレクチャー・カレッジ』

『舟越桂』
2011年1月9日(日)
講師: 本田代志子(当館主任学芸員)

『光の絵画』
2011年1月16日(日)
講師:蔵座江美(当館学芸員)

会場:熊本県 熊本市現代美術館 ホームギャラリー
時間:14:00~15:30
料金:無料

(画像上:舟越桂《砂と街と》1986年 個人蔵、画像中:舟越桂《山と水の間に》1998年 個人蔵、画像下:舟越桂《もうひとりのスフィンクス》2010年 エド・ブローガン氏蔵、全画像:写真提供:西村画廊 ©Katsura Funakoshi)

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