クリント・イーストウッドとスティーブン・スピルバーグがタッグを組んだ映画『ヒア アフター』が、2011年2月19日から東京・丸の内ピカデリーほか全国で公開される。
2大巨匠が描き出したのは「人は死後にどこへ消えてしまうのか」という人生の謎に真正面から向き合った3人の物語。死者の声を聞くことができるサンフランシスコのジョージと、双子の兄を交通事故で突然亡くしたロンドンの少年・マーカス、津波で死にかけた際に見えたビジョンが頭から離れなくなったジャーナリスト・マリーの3人は、互いの問いかけに導かれるように巡りあい、その運命を交錯させていく。
映画『クイーン』『フロスト×ニクソン』でアカデミー賞にノミネートされたピーター・モーガンの脚本に感銘を受け、製作総指揮に名乗り出たスピルバーグは、迷うことなく監督にイーストウッドを指名したという。2人のコラボレーションは、2006年の映画『硫黄島からの手紙』ぶりとなる。
特別な能力のせいで愛を失ってきた孤独なジョージ役を演じるのは、『インビクタス 負けざる者たち』に続く主演となるマット・デイモン。マリーにはベルギーの演技派女優セシル・ドゥ・フランス。マーカスとその兄役は、100組以上の双子から選ばれ、映画出演はこれが初めてのマクラレン兄弟が務める。
『ヒア アフター』
2011年2月19日（土）、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
監督・製作・音楽：クリント・イーストウッド
製作総指揮：スティーブン・スピルバーグ
脚本：ピーター・モーガン
出演：
マット・デイモン
セシル・ドゥ・フランス
ブライス・ダラス・ハワード
配給：ワーナー・ブラザース映画
（画像：©2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.）
