イ・ビョンホンとチェ・ミンシクが初共演、比類なき復讐劇『悪魔を見た』

人間の奥底に潜む闇をえぐる、強烈な復讐劇を描いた映画『悪魔を見た』が、2011年2月26日より東京・丸の内ルーブルほか全国で公開される。

事件は、雪の夜道で車がパンクし、レッカー車の到着を待っていた若い女性ジュヨンが、スクールバスに乗った男に連れ去られるところから始まる。地元警察は大規模な捜索を開始するが、まもなく川底から彼女の切断された頭部が発見される。ジュヨンと婚約したばかりの国家情報院捜査官スヒョンは、深い絶望に苦しみながらも、自力で犯人を追い詰めようと決意。そして、スヒョンは中年男・ギョンチョルが犯人であることをついに突き止めるが、彼は常軌を逸した悪魔のような人物だった。

同作では、言わずと知れた韓国を代表するスーパースター、イ・ビョンホンと、韓国映画の躍進を牽引してきた『オールド・ボーイ』の名優、チェ・ミンシクの火花を散らす初共演が実現。まるで氷と炎のように鮮烈なコントラストを成す2大俳優の対決を演出したのは、『箪笥』『甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』といった快作を連打してきたキム・ジウン監督。

残虐な殺人鬼と、復讐のために自らも怪物になっていく男の姿を、善と悪の概念すら超越した物語としてまとめあげている。

（画像：©2010 PEPPERMINT&COMPANY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.）