ストレス発散を手助けする「家破壊ライブ」や、自殺願望のある人のみ集めた「人生リセットパーティー」など攻撃的なイベントで話題を集めている「AL familia」が、渋谷で現金バラ撒きライブを決行した。
AL familiaは、11月末から12月3日にかけて「ずっと空気みたいな人生だった。国なんて壊したかった」「小さな議論なんかじゃ救われない」という思いから、国会内に自らで貯めた100万円を隠し、「宝探し」としてファンを集めた。
宝探しは1週間に渡り行われ、バンド側が期限である3日に残金38万円を回収。その後、12月6日には東京・渋谷の渋谷スクランブル交差点に黒装束に仮面をつけたメンバーが現れライブを行い、国会土産のまんじゅうと共に宝探しの残金を撒いた。通りがかった1,000人ほどの人が入り乱れ、あたりは一時騒然とした状態になったようだ。
AL familiaのメンバーは、「ずっと相手されずに生きて来た。キレイ事とか、全部ブチ壊したかった」「批判されようが、嫌われようが、名を売って世の中を騒がせたかった」と語っている。