ストリートアートの重要人物、マーク・ゴンザレスが12年ぶり画集で記念個展

ロサンゼルス出身のアーティストで詩人、そして伝説的なスケーターとしても知られるマーク・ゴンザレスの画集『INVITATION』のリリースに合わせた個展が、2011年1月15日まで東京・白金のTHE LAST GALLERYにて開催されている。

マーク・ゴンザレスは、様々な絵の具やマーカーペン、フォトコラージュ、独特の間違ったスペルの文字などを駆使して独自のアート作品を生み出すアーティストだ。色彩豊かな子供の絵のような手法は、コミカルであると同時に洞察力に満ちており、作品には深い精神性を秘めた若者のエネルギーと、鋭いウィットを映し出されている。また、世界中での個展開催や、映画出演、アディダスとのコラボスニーカーの発売などその活動は非常に多彩で、世界中にファンがいることでも知られている。

今回の展覧会と、日本では12年ぶりのリリースとなる画集『INVITATION』は、90年代の貴重な作品から最新の作品まで一堂に展示され、マーク・ゴンザレスの集大成的な内容となっている。

キース・ヘリング、バスキアら亡き後のストリートアートにおいて重要な役割を果たし、さらにスパイク・ジョーンズ、ハーモニー・コリン、テリー・リチャードソンらが敬愛して止まないマーク・ゴンザレス。同展は、彼の人柄そのままの、エキセントリックでエンターテイメントに溢れる世界にふれる絶好の機会となるだろう。

『INVITATION』

2010年12月下旬発売予定
著者：マーク・ゴンザレス
価格：2,890円（税込）
発行：ヴィズミック株式会社コントラリード事業部

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