スタジオジブリの最新作が『コクリコ坂から』になることがわかった。
これは本日12月15日に開催された東宝の2011年度のラインナップ発表会で明らかにされたもの。監督は『ゲド戦記』以来約5年ぶりにメガホンを取る宮崎吾朗が務める。
原作は、1980年に『なかよし』(講談社)で連載された、高橋千鶴と佐山哲郎(原作)による同名の少女漫画。平凡な高校生の小松崎海が、新聞部の風間俊や生徒会長の水沼史郎などに巻き込まれながら日々を送る青春グラフティだ。同作は今年7月に新装版で復刊され、帯には「少女漫画は映画になり得るか、只今、企画検討中です。」とジブリの鈴木敏夫プロデューサーによるコメントが掲載されていた。
公式ポスターには「上を向いて歩こう。」という主人公が前向きに進むストーリーを想起させるキャッチコピーが掲載されている。
『コクリコ坂から』は2011年夏から全国東宝系で公開予定。
『コクリコ坂から』
2011年夏から全国東宝系で公開予定
監督:宮崎吾朗
企画:宮崎駿
原作:高橋千鶴・佐山哲郎『コクリコ坂から』(角川書店)
配給:東宝