ファッションブランド「ミナ ペルホネン」の15年の歩みを言葉と写真で振り返る特装本『minä perhonen?(ミナ ペルホネン?)[特装版]』が、2011年2月に発売される。
ミナ ペルホネンは、「特別な日常服」という気持ちから、1995年にファッションデザイナーの皆川明によって立ち上げられたブランド。オリジナルの図案によるテキスタイルをデザインすることから服づくりを行い、詩情と物語性を含む洋服たちは多くの人々を魅了し続けている。
同書では、「時間」「刺繍」「想像」「風」「反復」といった50のキーワードを軸に、テキスタイルやアイテム、アトリエや工場といった制作風景などの豊富なビジュアルや、450種類以上のテキスタイル一覧を掲載。また、ものづくりに対する姿勢とその深部を掘り下げた文章をはじめ、皆川明の肉筆で添えられた絵と言葉、さらには、皆川によるドローイングが特別収録されている。
なお、同書のアートディレクションは、ミナ ペルホネンのグラフィックを数多く手がける菊地敦己(Bluemark)が担当。装丁には、ブランドを代表する柄のひとつである「tambourine」が凸エンボスで加工で施されている。
※記事公開後に収録内容の一部が変更になりました
『minä perhonen?(ミナ ペルホネン?)[特装版]』
2011年2月発売
著者:ミナ ペルホネン
アートディレクション:菊地敦己
価格:21,000円(税込)
発行:ビー・エヌ・エヌ新社
(画像:『minä perhonen?(ミナ ペルホネン?)[特装版]』より)