韓国、ブラジル、インドといった、近年現代美術で注目を浴びている地域を含む9か国の新世代女性アーティストたちの現在進行形を紹介する企画展『クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発』が、2月12日より茨城・水戸芸術館敷地内と現代美術ギャラリーにて開催される。
出品作家は、木村友紀+ユタ・クータ+荒川医、アン・カンヒョン、ラウラ・ベレン、小林史子、Sachiko M、三田村光土里、スーザン・フィリップスなど全14人。写真や映像、音、ドローイングなどさまざまな要素を用いたインスタレーションや立体作品から、社会の変化に伴い多様化する女性アーティストたちの表現を再考する。
なお会期中には、出品作家のアーティストトークやアートパフォーマンスのほか、Chim↑Pomのエリイがアーティスト志望者10人の作品を講評する公開診断や、川上未映子によるポエトリーリーディングなど様々なイベントも予定されている。
※東日本大震災の影響により、開催中止になりました
『クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発』
2011年2月12日(土)~5月8日(日)
会場:茨城県 水戸芸術館敷地内、現代美術ギャラリー
時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)
出展作家:
木村友紀+ユタ・クータ+荒川医
アン・カンヒョン
ラウラ・ベレン
小林史子
Sachiko M
三田村光土里
ナム・ファヨン
スーザン・フィリップス
ランジャニ・シェター
土屋信子
ツェ・スーメイ
タチアナ・トゥルーヴェ
休館日:月曜(3月21日(月・祝)は開館、翌3月22日(火)休館)
料金:一般800円 前売・団体(20名以上)600円 中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
『オープニング記念アーティストトーク』
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:各日50人
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
2011年2月12日(土)14:00~15:30(開場13:30)(逐次通訳付き)
出演:
ラウラ・ベレン
アン・カンヒュン
ランジャニ・シェター
2011年2月13日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
出演:
小林史子
土屋信子
三田村光土里
木村友紀+荒川医
『Sachiko M one day limit sound installation –I’m Here plus-』
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
『寒明 kan-ake』
2011年2月19日(土)15:00~日没
『青嵐 ao-arashi』
2011年5月1日(日)15:00~日没
『キュレーター・トーク』
2011年2月20日(日)14:00~15:00
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
『木村友紀+ユタ・クータ+荒川医 パフォーマンス「管理企画のファンタジー/The Structure of Fantasy』
2011年3月27日(日)14:00~15:00
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
レクチャー&トーク
『女性とアート−これまで、そしてこれから』
2011年4月10日(日)14:00~16:30
会場:水戸芸術館会議場
定員:80人
料金:無料
出演:
小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
岡部あおみ(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)
『川上未映子 meets 阿部海太郎 ポエトリーリーディング』
2011年4月23日(土)14:30~15:30
会場:水戸芸術館ACM劇場
定員:300人
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
『Chim↑Pomエリイのアート公開診断』
2011年5月5日(木・祝)14:00~15:30
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:50人
料金:無料(別途展覧会入場券が必要です)
クロージングパーティー
『南風食堂 ワンプレートギャザリング』
2011年5月8日(日)14:00~(料理がなくなり次第終了)
会場:水戸芸術館回廊2階
(画像上から:Sachiko M 《I'm Here .. departures..》(installation view) 2009 Photo:浜田涼 ※参考図版、スーザン・フィリップス 《Follow Me》(Installation view)2004 Photo: Eoghan McTigue ※参考図版、小林史子 《Traveling・No return》2009 ※参考図版、ツェ・スーメイ 《ホワイト・ノイズ》2009、タチアナ・トゥルーヴェ 《「不安」シリーズより―無題》2007)