今や世界的に注目を集める原宿のストリートファッション文化。その源流を創ったショップ「6%DOKIDOKI(ロクパーセントドキドキ)」の創始者・増田セバスチャンの自伝『家系図カッター』が、本日1月26日に刊行された。
1970年生まれの増田は、演劇や現代美術の世界で活動後、1995年に「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。可愛すぎるモノやコトを意味する「センセーショナルラブリー」というコンセプトのもと、オリジナル商品やセレクト、企画を展開。「カワイイ」を軸にジャパニーズポップカルチャーの最前線を提案し続けている。
同書は、増田が1980年代から2010年までの人生を書き下ろした年代記。毎週渋谷と原宿で遊んでいた10代から、引きこもり、1990年原宿ファッションの潮流を生き抜いた苦難の創業時代とともに、自身の家庭事情を含む壮絶なエピソードの数々を独特のリズムでポップかつカラフルに描き、自身の家系図を現代社会のサンプルとして語る。