10年以上改訂し続けた珠玉の脚本、愛の誕生と終りの交差描く『ブルーバレンタイン』

恋愛の変化とリアルに描きだした映画『ブルーバレンタイン』が、4月23日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。

10年以上も改訂し続けたという緻密な脚本をもとに同作で描かれるのは、結婚7年目の夫婦であるディーンとシンディの関係だ。互いの仕事などから不満を抱いている現在と、そんな2人の間にもかつて存在した若さと夢に溢れた過去を交錯させながら、愛の終わりと誕生が重なりあうラストへと向かっていく。

監督・脚本を務めたのは、新人のデレク・シアンフランス。ディーン役のライアン・ゴズリングと、今作で『第83回アカデミー賞』に主演女優賞でノミネートされたミシェル・ウィリアムズの2人は、体重を増加させてまで、時と共に増えていく年齢の表現に力を入れている。また、音楽をブルックリンのモダンフォークトリオ、Grizzly Bearが手掛けている点も注目だ。

『ブルーバレンタイン』

2011年4月23日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

監督:デレク・シアンフランシス
出演:
ライアン・ゴズリング
ミシェル・ウィリアムズ
ほか
配給:クロックワークス

(画像:©2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED)

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