日本国内で有数の歴史ある映画祭のひとつである『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』が、2月24日から28日までの4日間、北海道・夕張のアディーレ会館ゆうばりほか、夕張市内の各会場にて開催される。
開催テーマを「YUBARISM~ゆうばリズム」と銘打った今回の映画祭。オープニングを飾るのは、ウォルト・ディズニーの生前から企画されていた作品を、『トイ・ストーリー』を手がけたジョン・ラセターと、『美女と野獣』のグレン・キーンらの手により映画化した『塔の上のラプンツェル』。クロージングには、竹野内豊と水川あさみが夫婦役を演じ、昨年の同映画祭オフシアターコンペでグランプリを受賞した『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』が上映される。そのほか「招待作品部門」には、人気コミックを映画化し、TVゲーム世代の主人公をリアルに描いた『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』など全9作品が名を連ねている。
このほか、若手監督の登竜門でとして国内外から集まった347本の応募の中から、9本の作品を上映し、グランプリを選出する「オフシアター・コンペティション部門」。次なる兆しを予見する日本映画を中心に、ジャンルにこだわらず楽しむことをテーマにした「フォアキャスト部門」などの上映が予定されている。
また特定の俳優、監督の特集上映やトーク付きの上映など、さまざまな企画上映やイベントも開催されるので、上映作品、スケジュールなどの詳細は、映画祭のオフィシャルサイトをチェックしてほしい。
『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』
2011年2月24日(木)~2月28日(月)
会場:
北海道 夕張 アディーレ会館ゆうばり(旧夕張市民会館)
北海道 夕張 ゆうばりホテルシューパロ
ほか夕張市内会場
上映作品
招待作品部門:
『塔の上のラプンツェル』
『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』
『悪魔を見た』
『処刑剣 14BLADES』
『神々と男たち』
『孫文の義士団』
『アメイジング・グレイス』
『スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団』
『わさお』
オフシアター・コンペティション部門:
『エイリアン・ビキニの侵略』
『ピンク・スバル』
『バイオレンスPM』
『体温』
『花子の日記~ビーフのキョーフ物語~』
『ミッドナイト・ビーティング / 午夜心跳』
『ポール&マヨネーズ』
『アナボウ』
『BONSAI GIRL』
フォアキャスト部門:
『進化』
『ぱんいち夫婦』
『超・暴力人間』
『蟻が空を飛ぶ日』
『サムライ・ダッシュ』
『You+Me=Love』
『女子高生のはらわた』
『ふゆの獣』
『此の岸のこと』
『エンゼルフィッシュの日』
『オードリー』
『死んだ外人』
『クリスマスの夜空に』
『ここにいる』
『ガクセイプロレスラー』
『狂々スタント狂想曲』
『夜叉』
『ヤクザ編集』
料金:
オープニング券(開会式セレモニー&オープニング作品)前売・当日1,500円
パーティー券(オープニングパーティー)前売5,000円
クロージング券(クロージング作品&閉会式)前売・当日1,500円
ゆうばりファンタパスポート 前売・当日2,000円
(画像上:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ロゴ、画像中:『塔の上のラプンツェル』©Disney Enterprises, inc. All Rights Reserved.、画像下:『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』©映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』製作委員会)