渡辺謙、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファ、菊地凛子らが出演する米中合作映画『シャンハイ』の日本国内公開が、8月20日に決定した。
『シャンハイ』は、1941年の太平洋戦争前夜の上海を舞台にしたサスペンスドラマ。1人の米国諜報部員の死の裏に隠されていた、中国、アメリカ、そして日本の巨大な陰謀と、決して愛しあってはならない運命にある男女の愛を、激動の時代と共に描いている。
全編ほぼ英語セリフで進行する同作で、渡辺は日本人将校タナカ役を、菊地は事件の鍵となる女性・スミコ役を演じる。監督は、『1408号室』『ザ・ライト ―エクソシストの真実―』を手掛けたスウェーデン出身のミカエル・ハフストローム。
渡辺は『シャンハイ』について「また新作でお目にかかる事が出来ます。『シャンハイ』ではジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファらとしびれるような撮影をしてまいりました。久しぶりに闇の部分を前面に出した役をやらせてもらいました。」とコメント。菊地も「とても完成された台本でした。台本を読んだ段階でこの映画に関わることに、すでにワクワクしたのを覚えています。」と心境を語っている。
ジョン・キューザック、チョウ・ユンファ、そして渡辺謙が三つ巴で魅せる、世界トップレベルの迫真の演技合戦に期待が高まる。
『シャンハイ』
2011年8月20日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ミカエル・ハフストーム
出演:
ジョン・キューザック
コン・リー
チョウ・ユンファ
菊地凛子
渡辺謙
配給:ギャガ
(画像上から:『シャンハイ』海外版ポスター、ポールを付け狙う謎の日本人将校タナカ役の渡辺謙、殺された親友の死の真相を調べる米国諜報部員ポール・ソームズ役のジョン・キューザック、街を牛耳る裏社会のドン アンソニー役のチョウ・ユンファ、謎の女スミコ役の菊地凛子)