ベベチオ約3年ぶり新作は暮らしに見出すデカダンス、6月にレコ発ライブも

2011.03.03 Thu

2人組音楽ユニット・ベベチオが、約3年ぶりとなる新作アルバム『リビングのデカダンス』を3月23日にリリース。同アルバムのリードトラック“キーワード”の試聴がMyspaceでスタートした。

早瀬直久（Vo,Gt）の透明な歌声と、懐かしさと新しさをあわせ持ったポップセンスで知られるベベチオ。『リビングのデカダンス』には書きおろしの新曲11曲を収録しており、参加ミュージシャンには、EGO-WRAPPIN'やbonobosなどのホーンアレンジを手がける武嶋聡をはじめ、ライブでもおなじみのドラマー榊原大祐、ピアノなどを担当する清水一登、ペダルスチールに田村玄一を迎えている。

同作について早瀬は「よくよく考えてみると私たちの暮らしの中にはいいことばかりが詰まってくれてないものです。ただ、リビングにいつしか置いてしまったデカダンス、それに何を入れどう使うかが鍵なのかも知れません。」と、コンセプトを物語調に語っている。

1stアルバム『ちょうちょ』をリリースしてからは、ライブを中心としたマイペースな活動を続けてきた彼ら。同作でも聴く者を心地よい世界に誘う変わることのないベベチオワールドが展開されている。

なお、6月には東京・下北沢GARDENと大阪・心斎橋BIG CATでリリース記念ライブが開催される。チケットの一般発売は、両公演とも4月9日からスタートする。