著作権をめぐって起きている近年の動きをテーマにした討論番組『特番・新しい著作権のかたち~JASRAC菅原理事長と考える~』が、ニコニコ生放送で3月5日17:00から放送される。
これまでにも、動画に対する権利保護を目的に、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓蒙活動を行ってきたニコニコ動画。3月1日には、エイベックス・マーケティング株式会社が原盤権を保有・管理する音楽原盤の利用が可能となり、浜崎あゆみ、EXILEなどの楽曲を、ユーザーが動画作品などのBGMに使用できるようになるなど、新たな動きをみせていた。
同番組は、昨年10月にJASRAC理事長に就任した菅原瑞夫をゲストに迎え、司会を務めるメディアジャーナリストの津田大介、ニワンゴ取締役のひろゆき、著作権問題に関する取材を続けている朝日新聞記者の赤田康和と共に、著作権制度について考察する。エイベックス楽曲の利用や、私的録音録画補償金制度の東京地裁判決結果にまつわる問題、さらには著作権法改正案やボーカロイドなどについても討論予定だ。
なお、番組の観覧希望も受付けており、希望者は放送当日に収録場所となる東京・原宿のニコニコ本社サテライトスタジオを直接訪ねればいいとのこと。詳しい会場などは、ニコニコ生放送のウェブサイトをチェックしてほしい。
『特番・新しい著作権のかたち~JASRAC菅原理事長と考える~』
2011年3月5日(土)17:00~18:30
出演:
津田大介(司会・メディアジャーナリスト)
菅原瑞夫(JASRAC理事長)
ひろゆき(ニワンゴ取締役)
赤田康和 (朝日新聞記者)