表参道にルイ・ヴィトンのアートスペース誕生、ガラス張りの開放的な空間

東京・表参道のルイ・ヴィトン表参道ビル7階に、アートスペース『エスパス ルイ・ヴィトン東京』がオープン。こけら落としとなる展覧会『FREE FALL』が5月8日まで開催されている。

パリのアートスペース『Espace Culturel Louis Vuitton』の設立5周年を記念して誕生した同スペースは、空中に居るかのような印象を与えるガラス張りの窓と、天井高8.45メートル、193平方メートルの面積を誇る空間。今後は、若手や著名アーティスト、個展、グループ展など幅広いプログラムの開催を予定しており、コンテンポラリーアートの展示の場としての機能に加え、日本のアーティストが独自作品を展示する機会を得られるようなサポートも行うとのこと。ルイ・ヴィトンが長期にわたって築いてきたアートとの関係が集約された場所といえるだろう。

また、オープニングは「都会の現実(urban reality)」を主体としたインスタレーションで知られ、フランス・ベルサイユ宮殿でのエキシビションにおいて高い評価を受けたフランス人アーティストのグザヴィエ・ヴェイヤンが飾る。自由落下シミュレーターによる飛行中にヴェイヤン自身が撮影した3点の写真から描き出されたモチーフに基づき、一連のペーパーワークを組み合わせた作品『Free Fall』など、オリジナル作品4点が紹介される。

『FREE FALL』

2011年1月15日(土)~5月8日(日)
会場:東京都 表参道 エスパス ルイ・ヴィトン東京(ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
作家:グザヴィエ・ヴェイヤン
料金:無料

(画像:©Sebastian Mayer)

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