DIY STARSを活用した復興支援サイト始動、U-zhaanのインド音楽など売上を寄付

配信システム「DIY STARS」を活用した復興支援サイト「DIY HEARTS 東北関東大震災義援金募集プロジェクト」がスタートした。

DIY STARSは、幅広いファイル形式のデータを自身のウェブサイト上でダウンロード販売できるウェブサービス。著作権管理や決済代行会社との契約などは販売者による管理が必要だが、販売コストが低く設定されているため、ほぼ100%に近い売上げがアーティスト自身に入ることで知られている。現在は共同開発者の1人である七尾旅人をはじめ、オオルタイチ、ワッツーシゾンビらが利用中だ。

昨日3月17日からサービスがスタートしたDIY HEARTSでは、作品の売上総額から決済手数料等を除いた全額が、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災者に寄付される。プロジェクト実施期間は4月30日までを予定しているが、5月1日以降も月単位で募金を継続するという。

現在はBabuiことサロード奏者のSougata Roy Chowdhuryと、タブラ奏者のU-zhaanによる音源『へまんど』が配信中。価格は500円以上であれば購入者が自由に設定することができるオープンプライス制となっている。なお、同音源のミックスとマスタリングをrei harakami、ジャケットアートワークを本秀康が担当している。

今後は音楽だけでなく、動画、漫画、小説など様々なジャンルの作品の提供を視野に入れており、アイテムの追加などが予定されている。

  • HOME
  • Life&Society
  • DIY STARSを活用した復興支援サイト始動、U-zhaanのインド音楽など売上を寄付

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて