山本現代やNANZUKA UNDERGROUNDなどのギャラリーが入居する複合ビル・白金アートコンプレックスを舞台にした合同展覧会『Shuffle ｜ シャッフル』が、4月2日より開催される。
2009年にオープンした同ビルの2周年を記念して行われる今回の展覧会は、ゲストキュレーターに美術史家の山下裕二を迎え、多種多様な分野を扱う全5フロアの協力のもと、全館で作品を取り混ぜて展示し、最新の若手作家による作品から古美術の大作までが一堂に会するという大胆な試みにチャレンジする。
会期中は、児玉画廊、NANZUKA UNDERGROUND、山本現代、London Gallery、新素材研究所、榊田倫之建築設計事務所の5つのギャラリーで、田名網敬一、西尾康之らの作品や、小谷元彦による自らの血液を使ったシャボン玉と愛染明王像の交差、杉本博司らによる近代日本の戦争をテーマにしたインスタレーションなどが展開。作家や作品、時代、ジャンルの価値観を一旦取り払ったうえで、作品自体も行き来する自由な構成がとられる。
白金アートコンプレックス合同展覧会
『Shuffle ｜ シャッフル』
2011年4月2日（土）～4月30日（土）
会場：東京都 港区 白金アートコンプレックス（SAC）
時間：11:00～19:00
休廊日：日、月曜、祝日
※新素材研究所、榊田倫之建築設計事務所は、原則として毎週土曜のみ公開いたします。
参加ギャラリー：
児玉画廊
NANZUKA UNDERGROUND
山本現代
London Gallery
新素材研究所
榊田倫之建築設計事務所
ゲストキュレーター：山下裕二（美術史家、明治学院大学教授）
『オープニングレセプション』
2011年4月2日（土）17:00～20:00
（画像上：田名網敬一「KANNOOON」2009 Photo: Keizo Kioku、小谷元彦「No. 44」2010、貴志真生也「リトル・ヘラクレス 2」2010（参考画像））
