豚骨ラーメンにつまった人生のコク、久留米を舞台の人情映画『ラーメン侍』

豚骨ラーメン発祥の地といわれる福岡の留米市を舞台に、豚骨ラーメンをとりまく人々の人生を描いた映画『ラーメン侍』が、10月22日から福岡のT・ジョイ博多、T・ジョイ久留米ほか九州で公開される。

物語の舞台は活気があふれる昭和40年代の福岡。父・昇の訃報を聞いた光は、故郷である九州に戻って父のラーメン屋台を継ぐ道を選ぶが、父に反発して家を飛び出した光にとって家業は重荷でしかなかった。そんな中、母・嘉子と屋台を巡る中で父の逸話とラーメンに込めた思いを知った光は、記憶を頼りに父の味を再現しようと試行錯誤を始める。

『ラーメン侍』は、久留米市を中心に多数の店舗を展開する人気ラーメン店「大砲ラーメン」のオーナーでラーメンフェスタの発案者でもある香月均が、地元誌に連載していたコラム『初代熱風録』を元にした作品。久留米市内の日吉市場をはじめ、一番街や六角堂などで約3週間にわたってオールロケが行われた。

キャストには、作品の前半で息子・光、後半で父親・昇の2役を演じる渡辺大をはじめ、昇の妻で光の母親である嘉子を福岡出身の山口紗弥加が名を連ねている。なお、渡辺は「屋台には都会の居酒屋やレストランにはない人と人とのコミュニケーションがある。久留米に来て、初めて屋台の醍醐味を知りました」とコメントしている。

『ラーメン侍』

2011年10月22日よりT・ジョイ博多、T・ジョイ久留米ほか九州一斉公開
監督:瀬木直貴
脚本:我妻正義
出演:
渡辺大
山口紗弥加
西村雅彦
鮎川誠
高杢禎彦
淡路恵子
津川雅彦
ほか
配給:ティ・ジョイ

(画像:©『ラーメン侍』製作委員会)

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