大相撲の八百長問題も検証、タブーすれすれの経済ドキュメンタリー『ヤバい経済学』

常識の裏側にある真実にユニークな分析で迫るドキュメンタリー映画『ヤバい経済学』が、5月28日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。

『ヤバい経済学』は、アメリカで刊行され世界で400万部の売上を記録した同名書籍の映画化作品。「子供は親に付けられた名前で人生が決まってしまうのか」「不動産屋が自分の家を売るコツは何か」「ニューヨークで90年代に犯罪が激減した理由は何か」などのテーマを、経済理論を振りかざすのではなく、わかりやすい理論でユーモラスに解説する。また、高校生たちの成績が賞金を設定することで伸びるか試してみるなど、タブーすれすれの実験にも挑戦。さらに、製作当時は問題発覚前だった、大相撲の八百長問題にも統計データを用いて検証している点も注目だ。

なお、同作はオムニバス作品となっており、監督には『「闇」へ』で『アカデミー賞』ドキュメンタリー長編賞を受賞したアレックス・ギブニーや、『スーパーサイズ・ミー』のモーガン・スパーロック、『ジーザス・キャンプ』のレイチェル・グレイディ&ハイディ・ユーイングなど、多彩な顔ぶれが揃っている。また、原作者のスティーヴン・D・レヴィットとスティーヴン・J・ダブナーも作品内に出演する。

『ヤバい経済学』

2011年5月28日より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督:
アレックス・ギブニー
モーガン・スパーロック
レイチェル・グレイディ&ハイディ・ユーイング
セス・ゴードン
ユージーン・ジャレキ
原作・出演:
スティーヴン・D・レヴィット
スティーヴン・J・ダブナー
配給:アンプラグド

(画像:©2010 Freakonomics Movie ,LLC)

  • HOME
  • Movie,Drama
  • 大相撲の八百長問題も検証、タブーすれすれの経済ドキュメンタリー『ヤバい経済学』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて