新感覚の音楽雑誌『音盤時代』の創刊号が4月30日に刊行される。
『音盤時代』は、2004年から2006年にかけて開催されたライブイベント『RAW LIFE』の主催でも知られる浜田淳が編集長を務める季刊誌。従来の音楽雑誌に見られるプロモーション稼働のアーティストインタビューなどを排除し、純粋に読者が読みたいものを追求した内容となっている。また、創刊にあたり「音楽を読む、という行為は、ほんとうはまだ、形になっていないのかもしれません。本誌は、そのまだ見ぬ、『読む音楽』という桃源郷を目指します」と意気込みも語られている。
記念すべき創刊号ではアリエル・ピンク、シャロン・ヴァン・エッテンなどの濃厚な新譜紹介、「南国気分(つもり)」と題されたディスクガイドシリーズ、warszawa recordsやLOS APSON?といったレコード店へのインタビューを掲載。また執筆陣には、松田岳二、藤原ヒロシ、湯浅学、井上薫、安田謙一、伊藤ゴロー、福田教雄、松永良平、ファック・マスター・ファックなど豪華な顔ぶれが名を連ねている。
『音盤時代』のオフィシャルブログでは、発売に先駆けて同誌から数ページが丸ごと公開されている。音楽にまつわる新たな興奮を提供する新雑誌の片鱗に、いち早く触れてみてはいかがだろうか。