飴屋法水が演出・美術・音楽デザインを手掛ける舞台『おもいのまま』が、6月30日から東京・東池袋のあうるすぽっとで上演される。
同作の舞台は高級住宅街の一軒家。周囲の住民がうらやむほど優雅な暮らしをしている夫婦のもとに訪問者が現れる。彼らは最近この町で起こっている連続強盗殺人事件を取材している雑誌記者を名乗り、夫婦は仕方なく取材を受けることになった。しかし記者たちの質問は脅迫者のように夫婦のプライベートへと踏み込みはじめ、2人が互いに胸に秘めていた秘密にまで迫ろうとする。
キャストは、高級住宅街に住む夫婦役を演じる石田えりと佐野史郎に加え、突然の訪問者役を、劇団「TEAM NACS」の音尾琢真、山中崇が演じている。演出・美術・音楽デザインは、石田の呼びかけで飴屋法水が担当し、日常に突きつけられる「選択」と「結果」の化学反応を巧妙に劇化している。また、音響をzAkが務めているところも注目だ。
なお、7月15日より地方公演も予定されているので、詳細は公演のオフィシャルサイトをチェックして欲しい。
『おもいのまま』
2011年6月30日(木)~7月13日(水)全15公演
会場:東京都 東池袋 あうるすぽっと
演出・美術・音楽デザイン:飴屋法水
脚本:中島新
出演:
石田えり
音尾琢真(TEAM NACS)
山中崇
佐野史郎
音響:zAk
料金:
前売・当日6,000円(全席指定) としま未来友の会5,400円
豊島区民割引5,500円 当日限定20歳以下チケット3,500円(要身分証提示)
※未就学児童入場不可