テクノロジーや文化などを中心に新たなライフスタイルを提案する雑誌『WIRED』の日本版が、6月10日にコンデナスト・ジャパンから刊行されることがわかった。
アメリカの雑誌版『WIRED』は、1993年に創刊。シリコンバレー周辺で広がりつつあった新しい情報テクノロジー産業の可能性と、サイバーカルチャーと称される新しい価値観を紹介しながら、現在も全世界で毎月70万部を発行している。日本版の『WIRED』は1994年に同朋舎出版から創刊されていたが、1998年をもって休刊となっていた。
コンデナスト・ジャパンの雑誌『GQ JAPAN』ウェブサイト内の日本版『WIRED』特集ページでは、「あなたが選ぶWIRED大学 新・教養学部必読書50」を募集中。ジャンル別にリストアップされた計100冊の中からTwitterを利用した読者投票を実施しており、投票結果は『WIRED』第1号誌面で発表される予定だ。
編集長の長崎義紹は日本版『WIRED』について「岐路に立つ現代日本。こんな時代、だからこそ人と社会とテクノロジーの新たな関係性を築くための指標となるべく、『WIRED』の日本版を刊行します」とコメントしている。
(画像:「あなたが選ぶWIRED大学 新・教養学部必読書50」ウェブサイトより)