面影ラッキーホールのニューアルバム『ティピカル・アフェア』が、6月8日にリリースされる。
面影ラッキーホールは、1994年にベースのSinner-YangとボーカルのACKYを中心に結成されたバンド。歌謡曲のエッセンスに、R&B、ソウル、ファンク、ブルースなどの黒人音楽の影響をおりまぜた独自の音楽性と、“パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた…夏”“好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた”など強烈な曲名にも表れた、物語性に富んだ個性的な楽曲が持ち味だ。なお、バンド名は初の国産医療用ダッチワイフ「面影一号」と、1980年代に存在した風俗店「ラッキーホール」から名付けられたという。
2008年にリリースされた『Whydunit?』以来の新作アルバムとなる同作は、後藤まりこ(ex.ミドリ)が参加したことでも話題を集めたシングル曲“あたしだけにかけて”をはじめとする全9曲を収録。また、前作でジャケット写真の過激さにクレームが続出したことを踏まえ、同作のジャケットには薄消しを施したペーパースリーブ仕様を採用。購入してスリーブを外した時点で初めて、ジャケット写真の全貌が確認できるという心配りがされている。