新たな光と闇の世界をLEDで表現、ダンサー・平山素子ソロプロジェクト

ダンサー・平山素子のソロプロジェクト公演『「After the lunar eclipse / 月食のあと」リ・クリエイション』が、5月から7月にかけて東京、兵庫、愛知の3都市で上演される。

平山は静けさと昂揚を持ちあわせた舞踊で人気を集めると共に、近年では振付家としての評価も高いダンサー。ソロ活動では美術家や音楽家との共演により国内外のアートフェスティバルで作品を発表し、無重力空間でのダンス実験『飛天プロジェクト』にパフォーマーとして参加するなど精力的に活動をしている。

同公演は、2009年の初演から1年半を経て再演を迎えた平山初の単独ソロプロジェクト。LED照明を駆使しながら月や宇宙をモチーフとして発表してきたライトアーティスト・逢坂卓郎『宇宙線シリーズ』とのコラボレーションとして、さらなる身体の可能性を追求している。また、衣装にはデザイナーのスズキタカユキを迎え、初演からさらにパワーアップした新作に仕上がっているとのこと。また、平山自身も「今、このタイミングで取り組むことが出来るのも、舞踊家として運命のようなものを感じています」とコメントで意欲をみせている。

なお同公演のクリエイティブチームは、JAXAの宇宙ステーション「きぼう」プロジェクトで行われた宇宙芸術実験の経験を活かしており、新たな美しい光の世界を体験させてくれるだろう。

平山素子ソロプロジェクト
『After the lunar eclipse / 月食のあと』リ・クリエイション

構成・振付・ダンス:平山素子
ライトアート:逢坂卓郎
衣裳:スズキタカユキ

2011年5月27日(金)~5月29日(日)
会場:東京都 三軒茶屋 世田谷パブリックシアター
※各公演終了後、ポストパフォーマンストークあり

2011年6月18日(土)
会場:兵庫県 兵庫県立芸術センター 阪急中ホール

2011年7月22日(金)~7月23日(土)
会場:愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

(画像:初演:愛知芸術劇場小ホール 撮影:南部辰雄)

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