世界中の舞台で上演されている名作古典『嵐が丘』がミュージカル化され、7月から東京・赤坂ACTシアターと、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
『嵐が丘』は、1847年に発表されたエミリー・ブロンテによるイギリス小説。イングランド北部のヨークシャーを舞台に、幼少時代に虐げられた孤児・ヒースクリフと、荒野の邸宅「嵐が丘」の奔放な令嬢・キャサリン、裕福な隣家の息子・エドガーを中心とした愛憎劇。これまでに映画、演劇をはじめ、様々なジャンルで繰り返し取り上げられている古典的名作だ。
主人公のヒースクリフ役には、舞台『ミュージカル CHICAGO』で歌唱力・演技力ともに絶賛を浴びたミュージシャンの河村隆一、キャサリン役には同公演でミュージカルに初挑戦する声優の平野綾と、ダブルキャストに元・モーニング娘。の安倍なつみが決定。エドガー役は『菊田一夫演劇賞』の受賞も記憶に新しい山崎育三郎が演じる。
演出は文学座の西川信廣、脚本は自身が主宰する劇団「自転車キンクリート」をはじめとして幅広い活躍をする飯島早苗が担当。音楽には『冬のソナタ』の挿入歌などで著名な倉本裕基を起用している。
『ミュージカル 嵐が丘』
原作:エミリー・ブロンテ
演出:西川信廣
脚本:飯島早苗
作詞補佐:高橋知伽江
出演:
河村隆一
平野綾
安倍なつみ
山崎育三郎
荘田由紀
岩崎大
杜けあき
上條恒彦
2011年7月11日(月)~7月24日(日)
会場:東京都 赤坂ACTシアター
料金:S席11,000円 A席8,500円 B席6,500円(全席指定)
2011年7月27日(水)~7月31日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
料金:SS席11,000円 S席8,500円(全席指定)