刺繍やニット用いた遊び心溢れる手仕事の魅力、横尾香央留の個展『お直しとか』

刺繍やニットを用いた遊び心溢れる「お直し」を行う横尾香央留の個展『お直しとか』が、5月18日から東京・馬喰町のFOIL GALLERYで開催される。

文化服装学院ニットデザイン科を卒業後、ファッションブランドのアトリエで手作業を担当していた横尾は、2005年に独立。現在は吉祥寺に作業場を構え、使えなくなったものを新しく変身させるお直しを中心に活動している。

横尾のお直しは、ただ古いものを元のように戻すだけではなく、染みをなぞるような刺繍や、ほつれた糸のフリンジ加工、穴のあいたニットからは虫が頭を覗かせるなど、可愛らしいモチーフがプラスされる。こういった「もの」への愛情に触れることは、使い捨てが主流となっている現代社会を見つめ直すきっかけになるだろう。

同展では、これまでに手がけたお直しの作品や雑誌連載の原画、横尾が友人や家族に贈ったプレゼントなど、彼女のイマジネーションが広がる様々な作品が展示される。また、会期中には横尾本人がギャラリーに滞在し制作を行うほか、ワークショップも開催される。


横尾香央留
『お直しとか』展

2011年5月18日(水)~5月30日(月)
会場:東京都 馬喰町 FOIL GALLERY
時間:12:00~19:00(18日は18:00まで)
休廊日:日曜

『オープニングレセプション』

2011年5月18日(水)18:30~20:30

お直しワークショップ
『穴から花』

2011年5月21日(土)13:00~ / 15:30~
定員:各回10名(要予約)
料金:2,000円(材料費込)

『急須のぽっちカバー』

2011年5月18日(水)~5月30日(月)の平日14:00~
料金:1点につき1,200円~
※予約不要

関連リンク

  • HOME
  • Life&Society
  • 刺繍やニット用いた遊び心溢れる手仕事の魅力、横尾香央留の個展『お直しとか』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて