多摩美運営の多目的スペース「アキバタマビ21」で、震災遺児支援のチャリティ展

東日本大震災の被災者を支援する展覧会『被災遺児支援チャリティ展』が、東京・秋葉原の「アキバタマビ21」で5月29日から開催される。

会場となる「アキバタマビ21」は、多摩美術大学が大型アートセンター「3331 Arts Chiyoda」内で運営するオルタナティブスペース。若いアーティスト達が新しい表現を発信していくための場所として設けられており、同大学の卒業生と大学院生によるグループ展を年間約8回にわたり開催している。また、出展者のセルフプロデュースによる約1ヶ月の企画展示、およびシンポジウムなどが行われる。

同展は、東日本大震災の被害を受け、遺児となった学童・学生への教育支援を行う目的で開催。同大学出身者や関係アーティストの作品が3,000円から30,000円で販売され、売上金は全額「あしなが育英会」の「あしなが東日本大地震・津波遺児基金」へ寄付される。

会期中の5月29日には福島県立博物館館長で「東北学」の提唱者である民俗学者・赤坂憲雄が講演を行う。なお、現在同展では出展作家を募集しているので、出品資格のある人は是非オフィシャルサイトをチェックして欲しい。

アキバタマビ21 第9回展覧会
『被災遺児支援チャリティ展』

2011年5月29日(日)~6月19日(日)
会場:東京都 秋葉原 アキバタマビ21(3331 Arts Chiyoda 201/202)
時間:12:00~19:00(金・土は20:00まで)
休館日:火曜日
料金:無料

講演会
『東北、はじまりの場所へ』

2011年5月29日(日)17:00~18:30
会場:東京都 秋葉原 3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー
講師:赤坂憲雄(民俗学者、福島県立博物館館長、学習院大学教授、「東日本大震災復興構想会議」委員)
料金:無料

(画像:アキバタマビ21ロゴ)

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