ハビエル・バルデムが全身全霊で演技、余命2ヶ月の男を描いた映画『BIUTIFUL』

末期ガンに侵されて自らの余命を知った男の姿を描いた、スペインとメキシコの合作映画『BIUTIFUL ビューティフル』が、6月25日から東京・TOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

スペイン・バルセロナの片隅で酒やドラッグに溺れながら、弱者が弱者から搾取する闇社会に生きる男・ウスバル。幼いころに両親を失ったことから父親の記憶も無く、妻とも別れた彼は、2人の子供達と過ごす時間を何よりも大切にしていた。だが、ある日病院で検査を受けたウスバルは、自身が末期ガンで余命2ヶ月という事実を医師から宣告される。そしてウスバルは、父親として愛する子供たちのためにある決断を下す。

同作は、『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作。これまでのイニャリトゥ監督作品に見られた群像劇スタイルから一変し、同作ではひとつの街を舞台に、母国語であるスペイン語で撮影することにこだわったという。また、同作について「最も撮りたかった物語」とコメントを残している。

主人公・ウスバル役を演じるのは『ノーカントリー』で鬼気迫る演技を見せたハビエル・バルデム。なお、同作でバルデムは『第63回カンヌ国際映画祭 主演男優賞』を受賞している。

『BIUTIFUL ビューティフル』

2011年6月25日よりTOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開
監督・脚本・原案・製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
共同脚本:アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ
出演:
ハビエル・バルデム
マリセル・アルバレス
エドゥアルド・フェルナンデス
配給:ファントム・フィルム

(画像:©2009 MENAGE ATROZ S. de R.L. de C.V., MOD PRODUCCIONES, S.L. and IKIRU FILMS S.L.)

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