安藤サクラら頑固な2人のSFゾンビコメディ『LIFE LINE』、監督過去作と同時上映

渡辺裕子監督の短編映画『LIFE LINE』が、東京・渋谷のUPLINK Xで5月28日から1週間限定でレイトショー公開される。

舞台は、地球外生命体に侵され、ゾンビが闊歩する日本。独居老人の二郎は中国人ホームヘルパーのホイと籠城生活を送っていたが、ある日ホイが最後のトイレットペーパーを使い切ってしまう。代替品が気に入らない二郎と、説得に応じないホイ。頑固な2人の距離が縮まらないまま、二郎はある事を決断する。

同作の監督を務めたのは、映像制作会社でのAD修行を経て、黒沢清、北野武に師事にした渡辺裕子。キャストにはベテラン俳優の石橋蓮司、『愛のむきだし』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の安藤サクラを起用している。

上映期間中は『LIFE LINE』に加え、渡辺監督の過去作品3作を同時上映。SFラブストーリー『惑星ブーケ』、『SSFxCoFesta PAOアワード』を受賞した悪女映画『愚か者は誰だ』、実際の事件に着想を得た社会派メロドラマ『UBIQUITOUS』など、一風変わった作品が揃っている。過去作に関しては上映される作品が日によって異なるほか、冨永昌敬などゲストを招いたトークショーなども行われるので、詳細はオフィシャルサイトをチェックして欲しい。

関連リンク

• 映画『LIFE LINE』上映特設サイト