『コントロール』のアントン・コービン監督新作、暗殺者役にジョージ・クルーニー

裏社会で生きてきた孤高の暗殺者の最後の仕事を描いたサスペンス映画『ラスト・ターゲット』が、7月2日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。

ヨーロッパの裏社会で生きてきた暗殺者のジャックは、長年にわたって手を汚してきた暗殺や謀略への罪悪感に押し潰されかけていた。ある日、潜伏先で命を狙われたジャックは、イタリアの山岳地帯にある古い石造りの町に身を隠す。町の人々と触れ合う人間らしい生活を送る中で、ジャックは「組織」から依頼された狙撃ライフル製作の仕事を最後に、裏社会から引退することを決意する。しかし、その依頼の背後には恐るべき罠が仕組まれていた。

同作は、Joy Divisionのイアン・カーティスの生涯を描いた映画『コントロール』で監督デビューを果たしたアントン・コービンの最新作。アントンは、1970年代から活動を続けている世界的なフォトグラファーであり、過去にU2やNirvanaのPVも手掛けた経歴の持ち主。同作で見られる繊細でニュアンス豊かな色彩や陰翳表現、スタイリッシュに切り取られた自然や風景の美しさにも、写真家ならではの美意識が感じられる。

主人公のジャックを優雅かつダンディに演じるのはジョージ・クルーニー。また、ロケ地である、中世に建てられたイタリア南部の城塞都市、カステル・デル・モンテの荘厳な美しさも見どころだ。

『ラスト・ターゲット』

2011年7月2日より角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:アントン・コービン
脚本:ローワン・ジョフィ
原作:マーティン・ブース『暗闇の蝶』(新潮文庫刊)
出演:
ジョージ・クルーニー
ヴィオランテ・ブラシド
テクラ・ルーテン
パオロ・ボナチェッリ
配給:角川映画

(画像:©2010 FOCUS FEATURES LLC.)

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