パーカッショニスト加藤訓子のソロアルバム『kuniko plays reich』の発売を記念したライブイベント『kuniko plays reich』が、6月17日に東京・浅草のアサヒ・アートスクエアで開催される。
加藤は、鋭い音楽的感性と優れた芸術性を持ち、スティーブ・ライヒ、フランコ・ドナトー二ら著名な作曲家や指揮者からも注目されている打楽器奏者。現代音楽から古典、オリジナル作品まで幅広いレパートリーの曲を自在に操り、ジャンルを越えた新境地を開拓し続けている。
『kuniko plays reich』には、ミニマルミュージックの鬼才スティーブ・ライヒの代表作『カウンターポイント』3作品を、加藤がパーカッション用に編曲した楽曲を収録。ライヒ自身が監修を手掛けたほか、アルバムレコーディングには、ジョージ・マッセンバーグ、深田晃、オノ・セイゲン、長江和哉らがエンジニアとして参加している。また同作は、スコットランドの高音質オーディオメーカーLINNによるレーベル「LINN RECORDS」から世界で同時リリースされた。
また、6月17日にはアサヒ・アートスクエアでアルバム発売記念ライブを開催。アルバム制作に携わった深田、オノ、長江らによるプレトークイベントも行われる予定だ。なお今後は、イタリア、ポルトガル、フランスなどを舞台にしたワールドツアーも決定しており、ライヒと加藤との信頼関係により結実したプロジェクトが世界を舞台に繰り広げられる。
加藤訓子ソロアルバム世界同時発売記念ライブ
『kuniko plays reich』
2011年6月17日(金)OPEN 17:00
会場:東京都 浅草 アサヒ・アートスクエア
出演:
加藤訓子
深田晃
オノ・セイゲン
長江和哉
料金:5,000円(全席自由)
加藤訓子
『kuniko plays reich』
2011年5月16日発売
CKD385S
1. Electric Counterpoint ver. for percussions
2. Six Marimbas Counterpoint
3. Vermont Counterpoint ver. for vibraphone
(画像:加藤訓子 photo by michiyuki ohba)