雑誌『Cookie Scene』によるムックシリーズ第2弾『Cookie Scene Essential Guide: POP & ALTERNATIVE 2011 21世紀ロックの爆発』が、本日6月2日に発売された。
『Cookie Scene』は、1997年から2009年12月まで約12年にわたって刊行されていた音楽雑誌。現在はウェブマガジンとして活動しているほか、ムックシリーズを不定期刊行している。昨年12月に刊行されたムックに続く第2弾である同書は、監修を前号に引き続き伊藤英嗣が務め、かつての雑誌『Cookie Scene』を思わせる両面表紙仕様となっている。
表紙サイドでは、デンジャー・マウスの魅力に、ノラ・ジョーンズ、ジャック・ホワイトなど彼にまつわる人物たちも絡めて特集。また、2010年から2011年のロックとポップミュージックに同誌ならではの切り口で迫り、2010年から2011年6月までのベストディスク300枚を紹介している。
また、裏表紙サイドでは、3つの特集を展開。名作『Screamadelica』の再現ライブも話題を呼んでいるPRIMAL SCREAMをはじめとした「セカンド・サマー・オブ・ラブ」のムーブメントや、2000年代に始まった再評価の波がまだ衰えることのない「ポストパンク」、そして、ここへ来て立て続けに新作をリリースするバンドが続いている「80'ロック」に迫るなど、読み応えのある内容となっている。