フランスのサスペンスアクション映画『この愛のために撃て』が、8月6日から東京・有楽町スバル座、東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
同作は、ごく平凡な男・サミュエルが、誘拐された出産間近の妻・ナディアを救うために奔走する物語。犯人からの要求に従ううちに警察からも追われ、誰1人として味方がいない孤立無援の状況のなかで、命をかける男の姿がスリリングに描かれている。
監督は、デビュー作『すべて彼女のために』のハリウッドリメイクでも注目を浴びるフレッド・カヴァイエ。同作では撮影不可能と言われたパリ中心地でのロケを実現させると共に、『すべて彼女のために』のテーマ「愛のための奔走」をより深く追求している。また、繊細な感情の描写も散りばめられており、愛する妻のため必死に奔走する主人公の姿は大きな共感を呼びそうだ。
『この愛のために撃て』
2011年8月6日から有楽町スバル座、ユーロスペースほか全国順次公開
監督:フレッド・カヴァイエ
脚本:フレッド・カヴァイエ、ギョーム・ルマン
出演:
ジル・ルルーシュ
エレナ・アナヤ
ロシュディ・ゼム
ジェラール・ランヴァン
ミレーユ・ペリエ
クレール・ペロー
配給:ブロードメディア・スタジオ
(©2010 LGM FILMS - GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – K.R. PRODUCTIONS)