生活の中のスタッキング機能とそのデザイン性について考察する『Stack-ing Design展 積み、重ねる、カタチ。』が、東京・三軒茶屋のせたがや文化財団生活工房ギャラリーで7月12日まで開催されている。
スタッキングとは、身のまわりに溢れるスタッキングチェアをはじめ、お皿、デスクトレイなどの、収納性や機能性を考慮した積み重ねるデザインのこと。これらのアイテムからは、効率よく重ねるためにミリ単位以下で「カタチ」を調整するプロダクトデザイナーの美意識を感じることができるだろう。
同展は、そんなスタッキング機能に焦点を当て、デザインの視点から「積み」「重ねる」行為を検証。銭湯桶や飲料ケースに至るまで約30点の製品を、実物やパネルで紹介する。なお、同展の企画制作を担当する若手デザインユニット「delibab(デーリバーブ)」の作品も展示、販売されるほか、オリジナルの積み木を使った「体験するスタッキング」コーナーも設置される。
また、建築家・黒川雅之や『日経デザイン』編集長の下川一哉によるトークイベントに加え、小学生を対象としたワークショップも開催。詳細はオフィシャルサイトをチェックして欲しい。
『Stack-ing Design展 積み、重ねる、カタチ。』
2011年6月16日(木)~7月12日(火)
会場:東京都 三軒茶屋 生活工房ギャラリー(キャロットタワー3F、4F)
時間:11:00~19:00
トークイベント
『DESIGN_素材と身体から』
2011年6月25日(土)14:00~15:30
会場:東京都 三軒茶屋 生活工房セミナールーム(キャロットタワー5F)
出演:
黒川雅之(建築家、プロダクトデザイナー)
定員:80名(申込先着)
料金:500円
『未来のプロダクトデザインを考える』
2011年7月2日(土)14:00~15:30
会場:東京都 三軒茶屋 生活工房5F セミナールーム(キャロットタワー5F)
出演:
下川一哉(『日経デザイン』編集長)
定員:80名(申込先着)
料金:500円
『キッズデザイン・ワークショップ』
2011年7月9日(土)、7月10日(日)11:00~17:00 各1日完結
会場:東京都 三軒茶屋 生活工房ワークショップルームA(キャロットタワー4F)
講師:
村田桂太(プロダクトデザイナー)
福田一郎(プロダクトデザイナー)
定員:両日ともに20名(応募者多数の場合は抽選)
料金:1,000円(材料費込)