傑作自主制作映画22作を一挙公開する特集上映『映画太郎』開催、元たま石川出演作も

映画監督によるインディーズ映画祭『映画太郎 Vol.1』が、東京のシネマート六本木で6月27日まで開催されている。

同映画祭は、自主興行を行う以外は上映機会がほとんど無いインディーズ映画の魅力を紹介すべく開催されるもの。国内外問わず各映画祭やコンペで受賞や入選を果たした作品や、インディーズ映画界で話題となった作品を中心にセレクトしており、会期中に計22作品の上映を予定している。

上映作品は、石川浩司(ex.たま)が『害虫』以来9年ぶりの映画出演を果たす短編作『善人』をはじめ、『たまの映画』などの商業作品を手がけた若手監督・今泉力哉の最新短編作『堀切さん、風邪をひく』や、『第64回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門』で日本映画として45年ぶりにノミネートされた現役大学生・田崎恵美の監督作『ふたつのウーテル』、天野千尋監督作『チョッキン堪忍袋』、今泉かおり監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』など、若手女性監督の作品も多く上映される。

そのほか、『ユリコのアロマ』を手掛けた吉田浩太の最新短編や、『茶の味』『グミ・チョコレート・パイン』などに出演経験のある森岡龍が監督を務めた作品『フランソワな昼』、幸など注目の監督の作品が目白押しとなっており、昨年開催され大盛況に終わった『映画太郎 Vol.0』以上に強力なラインナップが取り揃えられている。

インディーズ映画に触れる機会の少ない人にとっては、未知の作品群と出会う貴重な機会となるだろう。上映時間やスケジュールなどの詳細はオフィシャルサイトで確認して欲しい。

『映画太郎 Vol.1』

2011年6月23日(木)~6月27日(月)
会場:東京都 六本木 シネマート六本木

上映作品:
Aプログラム
『堀切さん、風邪をひく』(監督:今泉力哉)
『聴こえてる、ふりをしただけ』(監督:今泉かおり)

Bプログラム
『ひねくれてもポップ』(監督:村松英治)
『君とつきあえなくて、僕はかなしい』(監督:工藤渉)
『ISM』(オムニバス作品 伊参スタジオ映画祭10周年記念特別作品)

Cプログラム
『おばけのマリコローズ』(監督:小林でび)
『善人』(監督:加藤行宏)
『復元師』(監督:金子雅和)

Dプログラム
『ダークシステム』(監督:幸修司)
『フランソワな昼』(監督:森岡龍)
『入所』(監督:磯龍介)

Eプログラム
『シチューとパーマ』(監督:吉田浩太)
『Friend of the Night』(監督:濱口竜介)
『チョッキン堪忍袋』(監督:天野千尋)
『わたしの赤ちゃん』(監督:磯谷渚)

Fプログラム
『1999年』 (監督:三宅唱)
『スパイの舌』(監督:三宅唱)
『気楽な商売』(監督:久保田誠)
『アイネクライネ・ナハトムジーク』(監督:平波亘)

Gプログラム
『兄兄兄妹』(監督:村松正浩)
『グレイト・グランマ・イズ・スティル・アライブ』(監督:村松正浩)
『ふたつのウーテル』(監督:田崎恵美)

料金:1回券1,000円(当日券のみ) 3回券2,000円

(画像上から:加藤行宏『善人』、今泉力哉『堀切さん、風邪をひく』、吉田浩太『シチューとパーマ』、森岡龍『フランソワな昼』、田崎恵美『ふたつのウーテル』)

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