ジョン・カーペンターの約10年ぶりとなる監督作品『ザ・ウォード/監禁病棟』が、9月17日から東京・銀座シネパトスほか全国で順次公開される。
1979年の『ハロウィン』、1982年の『遊星からの物体X』でホラーとSFの金字塔を打ちたて、その後も画期的なビジュアルエフェクトや、自らプロデュースするサウンドを駆使した挑戦的な作品を撮り続けてきたカーペンター。2001年に製作された『ゴースト・オブ・マーズ』以来の監督映画となる同作は、1959年の精神病院が舞台となる。身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られた少女クリステンを主人公に、閉鎖病棟の少女たちとの出会いや、クリステンの失われた記憶について、病棟内で起こる怪奇現象などを描くショッキングなサイコホラー作品となっている。
主人公のクリステン役は『ゾンビランド』や『ドライブ・アングリー3D』に出演経験のあるアンバー・ハード。共演者には、メリル・ストリープの娘で『いつか眠りにつく前に』へ出演したメイミー・ガマー、『キック・アス』へ出演したリンジー・フォンセカらが名を連ねている。鬼才と呼ばれるカーペンターの待ち望まれた新作だけに、期待が高まる。
『ザ・ウォード/監禁病棟』
2011年9月17日から銀座シネパトスほか全国で順次ロードショー
監督:ジョン・カーペンター
脚本:マイケル・ラスムッセン&ショーン・ラスムッセン
出演:
アンバー・ハード
メイミー・ガマー
リンジー・フォンセカ
ほか
配給:ショウゲート
(画像:©2010, Chamberlain Films, LLC. All Rights Reserved.)