外国人向けの日本観光ガイド『TRAVEL GUIDE TO AID JAPAN』が、7月末に刊行される。
同書は、東日本大震災の影響によって外国人観光客が大幅に減少した現状を受け、観光客を新たに日本へ誘致すると同時に、観光地の復興を願って刊行されるもの。日本を愛する外国の著名人や文化人が、オススメの場所や建物、店舗、行事などを紹介している。
参加者には、マシュー・バーニー、ポール・スミス、ジェーン・バーキン、アンドリュー・W.K.、マーク・ニューソンといった顔ぶれが名を連ねている。そのほか、アーティスト、ファッションデザイナー、作家、音楽家、映画監督、グラフィックデザイナー、指揮者、編集者など約40人が参加し、愛する日本の美点や日本への愛情を語っている。
また、日本の文庫サイズの大きさでありながら、中身は全文英語のペーパーバック仕様となる。和と洋のスタイルが融合した同書の体裁および表紙デザインは仲條正義が担当。さらに、巻頭の日本の風景写真は篠山紀信が撮影している。ディレクターを担当したのは、数々のカルチャー誌の編集長を務め『東京の編集』『編集天国』の著書もある編集者・菅付雅信。日本に住む人にとっても、この国の魅力を再発見する絶好の機会が得られそうな1冊だ。
『TRAVEL GUIDE TO AID JAPAN』
2011年7月末発売
予定価格:1,000円(税込)
参加者:
アラン・ウェスト(アーティスト/ドイツ)
アンドレアス・グルスキー(アーティスト/ドイツ)
アンドリュー・W.K(ミュージシャン/アメリカ)
カタリナ・ホン(TVレポーター/ブラジル)
デビッド・ビントレー(バレエ振付家/イギリス)
デレク・ラム(ファッションデザイナー/アメリカ)
ディック・リー(音楽家、アーティスト/シンガポール)
エリック・クー(映画監督/シンガポール)
フェラン・アドリア(料理人/スペイン)
フロランス・デガ(イラストレーター/フランス)
ヘンリー・スコット・ストークス(ジャーナリスト/イギリス)
イム・ホ(俳優/韓国)
ジェーン・バーキン(女優、音楽家/フランス)
ジャニス・タイ(ジャーナリスト/シンガポール)
ジェイソン・ウー(ファッションデザイナー/アメリカ)
ジャン・フィリップ・デローム(イラストレーター/フランス、アメリカ)
ジーン・スノウ(ライター、編集者/カナダ)
ジャン・トゥイトウ(ファッションデザイナー(A.P.C.)/フランス)
ジヒョ・リー(タレント/韓国)
ジョン・J・ボチェラーリ(大学教授/アメリカ)
ジョナサン・バーンブルック(グラフィックデザイナー/イギリス)
カレン・フォン・ウォルヘン(作家/オランダ)
ローリ・マツカワ(TVキャスター/アメリカ)
マシュー・バーニー(アーティスト/アメリカ)
マーク・ニューソン(インテリア&プロダクトデザイナー/アメリカ)
ネヴィル・ブロディ(グラフィックデザイナー/イギリス)
パン・キン・リー(政治家/中国)
ポール・スミス(ファッションデザイナー/イギリス)
ロバート・ゲラー(大学教授/アメリカ)
サラ(バイヤー&ディレクター(コレット)/フランス)
サン・ウー・バク(アーティスト/韓国)
テセウス・チャン(グラフィックデザイナー/シンガポール)
トム・ヘネガン(建築家、大学教授)
トミー・ヒルフィガー(ファッションデザイナー/アメリカ)
トム・ヴィンセント(プランナー、会社経営)/イギリス)
タイラー・ブリュレ(編集者、クリエイティブディレクター/イギリス&スウェーデン
ヴォルカー・シュレンドルフ(映画監督/ドイツ)
ズービン・メータ(指揮者/アメリカ)
発行:和テンション株式会社
(画像:『TRAVEL GUIDE TO AID JAPAN』より)