『第145回芥川賞』『第145回直木賞』の選考会が、本日7月14日に東京・築地の新喜楽で開かれた。
『芥川賞』は『第142回芥川賞』以来の該当者なし。候補には石田千、戌井昭人、円城塔、水原涼、本谷有希子、山崎ナオコーラによる6作品が挙がっていた。
『直木賞』は、池井戸潤の『下町ロケット』が受賞。『下町ロケット』は、とある小さな町工場の持つ最先端技術の特許をめぐり、大企業と中小企業の戦い、そして技術者の魅力を描いた作品だ。『第24回山本周五郎賞』の候補にも挙がっていたほか、8月からは三上博史主演のテレビドラマ化も決定している。
贈呈式は8月中旬に都内で行われる予定。