『第15回文化庁メディア芸術祭』作品募集要項を発表、審査員に押井守、竹宮惠子ら

『第15回 文化庁メディア芸術祭』の作品募集要項が発表された。募集期間は7月15日から9月22日まで。

『文化庁メディア芸術祭』は、メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、1997年から開催されているアートとエンターテインメントの祭典。世界中からアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で作品を広く募集している。昨年は国内1,951作品、海外694作品の計2,645作品の応募があり、受賞作品展は7万人を超える来場者を記録した。

各部門の審査員には、批評家・造形作家の岡崎乾二郎、デザイナーの原研哉、ゲームクリエイターの岩谷徹、アニメーション作家の押井守、漫画家の竹宮惠子らが名を連ねており、審査は10月から11月にかけて実施。結果は12月に発表される予定だ。

受賞作品は受賞作品展で展示されるほか、国内外のメディア芸術関連のアートフェスティバルやアニメーション映画祭などで紹介される。募集要項の詳細については、オフィシャルサイトで確認して欲しい。

なお、今年度の受賞作品展は2012年2月22日から東京・六本木の国立新美術館で開催される。

『第15回 文化庁メディア芸術祭』

募集期間:2011年7月15日(金)~9月22日(木)
推薦期間:2011年7月15日(金)~8月19日(金)

贈呈式:2012年2月21日(火)
会場:東京都 六本木 東京ミッドタウン

受賞作品展:2012年2月22日(水)~3月4日(日)
会場:東京都 六本木 国立新美術館

募集部門:
・アート部門
・エンターテインメント部門
・アニメーション部門
・マンガ部門

審査委員:

アート部門
岡崎乾二郎(近畿大学国際人文科学研究所教授)
神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)
後藤繁雄(京都造形芸術大学教授)
関口敦仁(情報科学芸術大学院大学(IAMAS)学長)
原研哉(デザイナー)

エンターテインメント部門
伊藤ガビン(編集者/クリエイティブディレクター)
岩谷徹(東京工芸大学ゲーム学科教授)
内山光司(クリエイティブディレクター)
斎藤由多加(ゲームデザイナー)
寺井弘典(クリエイティブディレクター)

アニメーション部門
伊藤有壱(アニメーションディレクター)
押井守(映画監督)
杉井ギサブロー(アニメーション監督)
氷川竜介(アニメ評論家)
古川タク(アニメーション作家)

マンガ部門
さいとうちほ(漫画家)
竹宮惠子(漫画家/京都精華大学教授)
細萱敦(東京工芸大学准教授)
みなもと太郎(漫画家)
村上知彦(神戸松蔭女子学院大学教授)

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